社会
「コウヤマキ」新たな特産品に - のせ川のまき/野迫川

和歌山県出身の元宮大工、山田裕哉さん(36)が、高野山真言宗の供花として多く使用されている「コウヤマキ(高野槙)」を、野迫川村の新たな特産品にしようと取り組んでいる。同村のブランド「のせ川のまき」として、全国に発信していく。
高野山に多く生息するコウヤマキはマツ目コウヤマキ科の常緑高木で、弘法大師がコウヤマキの枝葉を仏前に供えたことから、今でも真言宗の供花として使用されている。また秋篠宮さまの長男、悠仁さまのお印に選ばれたことで広く知られるようになった。
県南西部に位置し、和歌山県高野町と隣接する野迫川村は、標高が高く、寒暖の差が大きいことからコウヤマキの生育に適している。村内にも多くの木が植わっているが、村の産業としては注目されていなかった。
山田さんは宮大工をしていた縁で村内でコウヤマキの手入れをしていたが、5年前に本格的に商売としてやっていこうと拠点を村に移した。今年4月からはふるさと復興協力隊員の長谷川桂二さんも助っ人に加わり、ブランド名も決め、事業を展開している。
山田さんは「供花だけでなく、インテリアや生け花など幅広く活用できる。各地に足を運び、良質なのせ川のまきをPRしていきたい」と話している。
問い合わせは山田さん、電話0747(20)8036。
高野山に多く生息するコウヤマキはマツ目コウヤマキ科の常緑高木で、弘法大師がコウヤマキの枝葉を仏前に供えたことから、今でも真言宗の供花として使用されている。また秋篠宮さまの長男、悠仁さまのお印に選ばれたことで広く知られるようになった。
県南西部に位置し、和歌山県高野町と隣接する野迫川村は、標高が高く、寒暖の差が大きいことからコウヤマキの生育に適している。村内にも多くの木が植わっているが、村の産業としては注目されていなかった。
山田さんは宮大工をしていた縁で村内でコウヤマキの手入れをしていたが、5年前に本格的に商売としてやっていこうと拠点を村に移した。今年4月からはふるさと復興協力隊員の長谷川桂二さんも助っ人に加わり、ブランド名も決め、事業を展開している。
山田さんは「供花だけでなく、インテリアや生け花など幅広く活用できる。各地に足を運び、良質なのせ川のまきをPRしていきたい」と話している。
問い合わせは山田さん、電話0747(20)8036。