社会

江戸時代の名物復活 - 伊勢街道の土産 桜井・女夫饅頭

よみがえった女夫饅頭。上が白、下が赤の薄皮に包まれている=桜井市初瀬の「やまとびとのこころ店」 拡大
「西国三十三所名所図会」に描かれた女夫饅頭屋 拡大

 江戸時代の記録に登場しながら社会情勢の変化などで姿を消した大和土産が、相次いで復活している。桜井市では、国学者の本居宣長も食べた名物「女夫饅頭(めおとまんじゅう)」がよみがえった。仕掛け人の岡本彰夫・春日大社権宮司(58)は「奈良にうまいものなしと言われるが、かつてあったものまで無視されている。掘り起こして未来に伝えていきたい」と話している。

 江戸時代末の観光案内書「西国三十三所名所図会」には、旅人でにぎわう女夫饅頭屋が描かれている。場所は現在の桜井市黒崎あたり。伊勢街道沿いの宿場町として栄えた。…

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