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施設並ぶ祈りの空間 - 県内初の公認コース紹介/奈良マラソン フル【5】

天理教の教庁が入る「おやさとやかた」。コースの真南通りが下をくぐる=天理市守目堂町 拡大

 天理市街に入るとフルマラソンもいよいよ折り返し点。天理教の関連施設があちこちに見え、宗教都市であることが実感できる。教庁の入る巨大な建物の下をくぐった所が折り返し点だ。

 スタートから24.6キロ。コースをはさんで教庁と続く建物には、国内外の考古・民俗資料約30万点を所蔵する天理参考館がある。

 天理教の立教は天保9(1838)年。人間創造の地とされる地場(ぢば)を起点に神殿や教祖殿、祖霊殿、信者が宿泊する詰所の建設が進んだ。

 教祖・中山みきの言葉にもとづき、地場の8町(約870メートル)四方を「おやさとやかた」で囲む工事が昭和29年にスタート。計画の68棟中、28棟が完成し、教庁の入る建物もその一部だ。

 折り返し点を過ぎると、天理教教会本部の南門と神殿が目に飛び込んでくる。南門は高さ15メートル、幅10メートル。昭和11年に完成し、「黒門」の名で親しまれてきた。

 神殿の中央に地場があり、東西南北に設けられた礼拝場は、合計で3157畳の広さがある。

 天理教渉外広報課は「24時間いつでも参拝でき、各教会や本部在籍者が交代で詰めている」と話す。

 最も古いのは北の礼拝場で、明治44年に起工式が営まれた。北と西の礼拝場で行われる「鏡開き」は正月の風物詩。

 春秋の大祭や4月の教祖誕生祭では、全国から集まった信者で教会本部一帯が埋め尽くされる。迎えのあいさつは「ようこそお帰り」。ランナーは祈りの空間を駆け抜けてゴールを目指す。

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