社会

光るミミズ 自宅にいた - 珍しい種、研究者が庭で発見

パネルなどを出展し、ホタルミミズの発見を報告する吉田宏さん=6日、橿原市南山町の市昆虫館 拡大

 ミミズの一種で、体が光る「ホタルミミズ」の生息が昨年11月、県内で初めて香芝市内で確認されていたことが分かった。県立御所実業高校教諭で日本土壌動物学会員の吉田宏さん(40)が自宅の庭で見つけた。このほど橿原市昆虫館で行われたイベント会場で、吉田さんが報告した。

 ホタルミミズは体長3~4センチ、太さ約1ミリの小さなミミズで、透き通っているのが特徴。刺激を与えると発光物質を含む粘液を出して光る。

 国内では、昭和9年に神奈川県大磯で発見された記録があり、最近はインターネット上などで全国各地で約30例報告されている。

 吉田さん方では、大阪府茨木市内から庭木を移植した際、土とともに運ばれたと考えられるが、フンの観察から、吉田さんの庭で大量に繁殖したことが分かった。

 吉田さんは平成3年に現在の五條市大塔町で見つかった体長50センチのオオトウフトミミズの発見者。奈良教育大学付属自然環境教育センターのミミズ研究チームの一員としても活動し、ミミズに詳しい。

 今年5月にかけて調査を続け、普段は土の中に生息し、雨後に地表を徘徊(はいかい)する特性を突き止めた。夏季のホタルミミズの生態は知られておらず、吉田さん方でも、5月22日以降は地表徘徊(はいかい)を確認できていない。

 吉田さんは「世界中にいるのに、日本では報告事例が少ない。県内でも繁殖することが分かり、皆さんの足元にいるかもしれないのでもっと見つけてもらい、不思議な生態の解明につながれば」と話している。

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