社会
特別抗告を棄却 - 最高裁、少女殺害の小林死刑囚
平成16年11月、奈良市立富雄北小学校1年、有山楓(かえで)ちゃん=当時7歳=が下校途中に連れ去られ、殺害された事件で、1審・奈良地裁の死刑判決が確定した小林薫死刑囚(41)が申し立てた特別抗告について、最高裁(竹内行夫裁判長)は18日までに、棄却する決定をした。決定は15日付。
最高裁は「非公開の手続き」として、決定理由を明らかにしていない。
小林死刑囚は殺人や強制わいせつ致死罪などに問われ、平成18年9月に1審・奈良地裁が死刑判決を言い渡し、弁護側が即日控訴。
小林死刑囚は平成18年10月、自ら控訴を取り下げて判決が確定したが、20年12月に再審請求を申し立て、奈良地裁が今年5月に棄却。さらに大阪高裁でも棄却さ…
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