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第4回奈良マラソン 開催日2013年12月7日・8日

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優勝者一覧

男子フル

●逃げ切り成功 平田歓喜

 王寺町役場総務課職員の平田治(36)=TEAM奈良=が、3連覇へのプレッシャーをはねのけてフルマラソン男子総合を制した。
 「足に不安があり、レース途中で何度も諦めかけたが、諦めなくて良かった」と勝利の笑みをこぼした。
 序盤からトップに出てそのまま独走態勢を維持して逃げ切ったが、30キロあたりまでは後に森友哉(奈良産大)がつかず離れずの不気味な位置を保ち、最後まで気を抜くことができなかった。
 「2位走者をこれほど意識した走りもなかった。後ろを振り返らない方だが、今回は何度も確認せずにはいられなかった」と吐露。「しかし、それがかえって逃げ切り態勢を維持させてくれた」とも分析。
 今回も万全のコンディションではなかった。左膝の調子が悪く、それをかばうため、練習不足に陥った。大会前夜には自分が出場する前にレースが終っている悪夢で目が覚め、予想以上のプレッシャーを自覚したという。
 過去三回の奈良マラソンと違って心身ともに不安を抱えながらの走りだったが、3連覇を懸けた最終局面の原動力を「沿道の平田、平田の連呼に諦めるわけにはいかなかった」と結んだ。


女子フル

●後半勝負 吉住初出場V

 フルマラソン女子は奈良マラソン初出場の市民ランナー、吉住友里(27)=大阪陸協=が、2度の優勝を誇る田畑郁恵(元気アップこもの)を振り切り、2時間46分21秒で総合優勝に輝いた。
 女子選手の中でも小柄な143センチの体をいっぱいに伸ばすダイナミックな走法。盛夏の8月に行われた2013北海道マラソンで自己記録を更新するなど、「普通の人は苦手な暑さやアップダウンが好き」と笑うが、10月の大阪マラソンではケニア人選手に次ぐ日本勢トップで準優勝した実力者だ。
 平日は理学療法士として働く。毎朝午前4時起床で15〜20キロを走り、週末は地元・大阪の複数の陸上クラブの練習に参加する。
 招待選手枠で出場を打診されたのが9月ごろ。先週、コースの下見で10キロほど走るつもりが約35キロも走ってしまい「水曜まで疲れが取れず心配したが、走るうちに気にならなくなった」。古都の名所を駆け抜け、紅葉を楽しむうちに疲れが取れた。10〜15キロ地点の下りでペースを抑えたのが後半に奏功したという。
 他の大会に比べ、沿道と距離が近く「幼稚園児からおじいちゃん、おばあちゃんまで、名前まで呼んで応援してくれて感激。記録は良くなかったが、応援のおかげで楽しんで走れた」と爽やかな笑顔で語った。


男子10キロ

●松尾(兵庫)大会新でV

 10キロ男子は初参加の25歳・松尾維大(兵庫)が31分38秒の大会新で総合優勝。「途中のアップダウンと最後の大きな上りのために序盤は抑え、後半勝負に出た」。作戦が的中、軽やかなペースを保って駆け抜けた。
 高校で陸上を始め、和歌山大では3000メートル障害で活躍。フルマラソンは2時間27分台の記録を持つ実力者で「長距離走は苦しいけど、頑張った分だけ結果に直結するのが楽しい」という。
 エントリー当時は資格試験の受験勉強で練習できず、フルマラソンを断念して10キロを選択した。練習再開は9月だったが、レース中は約9カ月のブランクを感じず、奈良の風景を楽しむゆとりもあった。「また走れる自信がついた」と喜びをかみしめていた。



女子10キロ

●楠本(畝傍高)初制覇

 10キロ女子は、17歳の楠本ひとみ(桜井市・畝傍高2年)が初の総合優勝を果たした。タイムも38分47秒で自己ベストを更新。「目指していたタイムより良かったので、うれしい。沿道の応援が励みになった」。ゴール後、楠本の顔には笑顔が弾けた。
 奈良マラソンは2度目。初挑戦の昨年は4位に終わったため、表彰式でインタビューを受けられず悔しい思いをした。
 双子の妹・きららも3位に入賞。「2人そろって入賞なんてびっくり」と喜びながらも、供に陸上部に所属するライバルでもあり、「これからも負けないように頑張りたい」と闘志を燃やす。
 来年は受験のため出場を見送る予定。「1回お休みして、再来年にはフルマラソンに挑戦したい」と大学合格に並ぶ新たな目標を掲げた。


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