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第2回奈良マラソン


優勝者一覧

フル男子総合

●平田、耐えて終盤一気

 フルマラソンの男子総合を制したのは王寺町役場総務課職員の平田治(34)。昨年の大会は37キロ地点までトップを独走しながら、スタミナ切れで追い抜かれ3位に終わっており、今回その雪辱を果たした。
 「前回は(昨年の優勝者の)松ちゃんにやられたが、今回はその後輩のジャクソンを追い抜いて雪辱を果たせた」と勝利の喜びを全身で表した。
 昨年は前半に飛ばし過ぎてペース配分に失敗した反省から、前半は抑え気味の走りを心がけた。ハイペースでトップを走るジャクソン・クアライに一時は目測で500メートルほど引き離されたが、昨年の苦い経験から「必ず追い着ける」という自信があった。
 復路の坂道が続く白川地区で詰め寄り、下りに入った約33キロ地点で追い抜いた。
 「ジャクソンはスピードがあり競ったら負ける。一挙に引き離してあきらめさせるに限る」と、その後は迷わず一挙にペースを上げてクアライを大きく引き離して単独ゴールを決めた。
 高校ではトライアスロンに夢中になった。マラソンは同町役場に就職してから始め、今回が6戦目のフル。昨年の悔しさを「晴らしたい」とこの1年間、早朝と夜間の練習に打ち込んだ。
 「今回は最後まで気持ちよく走れた。1年間のもやもやも吹き飛びました。これで家族にも大きな顔ができる」と勝利の喜びをかみ締めていた。


フル女子総合

●星野が大会新で頂点

 フル女子総合は高校3年生と同2年生の双子、合わせて3人の娘を持つ、45歳の市民ランナー星野芳美(eA静岡)が2時間47分50秒の大会新記録で栄冠をつかんだ。
 故障で約1年半のブランクがあったが、先月27日のつくばマラソン(茨城県)で復帰、同レースを制したばかり。独走で自身のマラソン連続優勝を果たし、体調を気遣う仲間の呼び掛けにはつらつと応えた。
 学生時代に選手経験はなく、30歳を機に走り始めた。Eメールのやり取りで指導を受けられる会員制のランニングクラブに所属。家事や育児の合間を縫った自主練習で実力を培い、数々の大会を制してきた。
 レースを通じて「ランナーだけでなく、スタッフや沿道の応援とも友達になれるのが楽しみ」と星野。下見なしで臨んだ今大会は激しい起伏に驚いたが「何度目かの坂で『坂も友達』と割り切り、苦しさも乗り越える気持ちで走った」。力強い足取りを保ったまま、納得の笑顔でフィニッシュした。
 「以前は練習時間が限られていたが、子どもが成長して自由に時間を使える」と一層意欲を燃やし、他の市民ランナーを勇気づけていた。


10km 男子・女子

●男子は橋爪が初V/中津、女子制す

 10キロは男女とも初出場の選手がレースを制した。
 男子の橋爪は中学校の陸上部で長距離走を始め、大学時代はフルマラソンも経験。地元で優勝を飾り「沿道の声援も多く、いい結果が残せてすごくうれしい。明日職場で優勝を報告します」と会心の笑顔を見せた。
 仕事が終わった後、毎日5~10キロの走り込みでレースに備えてきたが「練習にあまり時間がとれずフルマラソンは無理だった。来年はぜひ出場したい」と意欲を示した。
 女子の中津は生後4カ月の長女、咲菜ちゃんと表彰の舞台に。「出産後に練習を再開して3カ月ほど。8位以内が目標だったので、優勝できるなんて」と顔を輝かせた。
 橋爪と同じく中学時代に陸上を始め、実業団も含めて「ずっと走り続けてきた」という。「エントリーは(長女の)咲菜がお腹にいる時。念願だった奈良マラソン出場が果たせてうれしい」と話した。


5km 男子・女子

●新田、逆転男子V/中2・磯田女子制覇

 5キロ男子は、ゴール前約500メートルでいったん首位を譲った新田が、残り約200メートルで鮮やかに逆転し、16分38秒で優勝を果たした。
 昨年の大会も同種目に出場し総合4位。年齢別の部門でも2位だった悔しさもあり「優勝を狙って練習してきた」と新田。
 首位に立つ場面では直後を追ってくる選手が気になったと言い、むしろ「追う方が気が楽。前に出てくれて良かった」と逆転劇を狙った展開。残していた余力で冷静に抜き返して昨年の記録を約1分30秒更新し「これからも色々な大会に出場したい」と抱負を語った。
 女子は中学2年生の礒田が18分41秒で制覇。五條東中陸上部の中・長距離選手で、男子や年上ランナーを交えた早いペースのレースにも「なんとかついて行こう」と力走を貫いた。
 部からは唯一の出場で「優勝を知らせたら、皆も喜んでくれそう。これから駅伝もあるので頑張りたい」。はにかんだ笑顔を見せた。



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