文化庁は12月11日、明日香村阿部山のキトラ古墳(7世紀末〜8世紀初)石室内で、北壁西側中央の余白に黄色い粒状のゲル状物質が見つかったと発表した。 8日に実施した定期点検で確認。大きさは直径約0.5ミリで、縦約8センチ、横約5センチの範囲に点在していた。カビやバクテリアなどの混合物とみられ、黄色い粒状のものが見つかったのは初めて。同庁文化財部記念物課では、サンプリングして詳しく調べる。 このほか、天井東南側の余白に、直径約1ミリの黒い粒状のカビらしきものを3カ所確認。エタノールを使って除去した。 (2006.12.12 奈良新聞)