文化庁は10月30日、今月27日に実施した明日香村阿部山のキトラ古墳(7世紀末〜8世紀初)の定期点検の結果を発表した。石室内計13カ所で黒い粉状や白綿状などのカビらしきものを確認した。 北壁東側上部の粘土上(縦約2センチ、横約4センチ)と東壁中央下部の粘土上(約7ミリ四方)に黒い粉状のカビらしきものが点在。南壁東側下部の粘土上にも約1センチ四方の範囲で、黒いカビらしきものを確認した。いずれもサンプリングを行った後、エタノールを含ませた筆で除去した。 このほか、白綿状のカビらしきものが計10カ所で発生し、エタノールを含ませた筆で除去した。 (2006.10.31 奈良新聞)