文化庁は10月25日、今月24日に実施した明日香村阿部山のキトラ古墳(7世紀末〜8世紀初)の定期点検の結果を発表した。石室内計13カ所で黒い粒状や緑綿状などのカビらしきものを確認した。 東壁北側下部の粘土上に黒い粒状のカビらしきものが約1センチ四方の範囲で点在。蒸留水を含ませた筆で除去後、エタノールを塗布する処置を行った。 また、西壁北側下部の粘土上計4カ所では、直径約1ミリの緑綿状のカビらしきものを確認。北壁中央下部の粘土上など8カ所では直径約1〜5ミリの白い綿状のカビらしきものを見つけた。いずれもエタノールを含ませた筆で除去された。 (2006.10.26 奈良新聞)