文化庁は9月28日、27日に実施した明日香村阿部山のキトラ古墳(7世紀末〜8世紀初)の定期点検の結果を発表した。 石室内に計5カ所で、黒い粒状と白綿状のカビらしきものを確認した。北壁中央上部の余白には黒い粒状のカビらしきものが、縦約1センチ、横約15センチの帯状に点在。蒸留水を含ませた筆で除去後、エタノールを塗布する処置を行った。 北壁東側中央と西壁南側の粘土上には、直径約1〜2ミリの白綿状のカビらしきものが計3カ所見つかった。いずれもエタノールを含ませた筆で除去された。 (2006.09.29 奈良新聞)