文化庁は9月20日、19日に実施した明日香村阿部山のキトラ古墳(7世紀末〜8世紀初)の定期点検の結果、石室内計6カ所に白い綿状のカビらしきものが見つかったと、発表した。壁画への影響はなかった。 北壁東側中央の粘土上に、幅約1センチ、長さ約50センチの帯状で発生。東壁南側中央の粘土上には縦約1センチ、横5ミリの範囲に1カ所、北壁中央下部の粘土上など計4カ所には直径約1ミリのカビらしきものが確認された。 いずれも、エタノールを含ませた筆で除去された。 (2006.09.21 奈良新聞)