文化庁は8月30日、29日に実施した明日香村阿部山のキトラ古墳(7世紀末〜8世紀初)の定期点検の結果を発表した。 石室内北壁中央の天井との境に、横約40センチ、縦約1センチの帯状範囲で黒いカビらしきものが点在しているのを確認。北壁西側中央の石材部分にも、黒い粒状のカビらしきものが直径約3ミリの範囲で発生した。文化庁ではいずれも漆喰がもろくなっている場所のため、この日はエタノールを塗布してカビの増殖を防ぎ、9月1日の定期点検で除去する予定。 このほか、6カ所で白や緑のカビらしきものを確認。エタノールを含ませた筆で除去した。 (2006.08.31 奈良新聞)