文化庁は8月7日、明日香村阿部山のキトラ古墳(7世紀末〜8世紀初)の石室内南壁壁画朱雀の尾羽の上に、バクテリアの分泌物とカビなどの混合物と考えられる白い粒状のゲル状物質が発生したと、発表した。 4日に実施された定期点検で確認された。大きさは直径1ミリ程度で、朱雀の尾羽の上と周辺の余白部分に縦約6センチ、横17センチの範囲で無数に点在している。 同古墳では昨年6月ごろから、朱雀の胴体や羽などに透明のゲル状物質が大量発生。今年も7月初めごろから、石室全体で目立ち始めていた。 (2006.08.08 奈良新聞)