文化庁は、6月9日午後に実施した明日香村阿部山のキトラ古墳(7世紀末〜8世紀初)の定期点検の結果を6月12日、発表した。 天井天文図尾宿(びしゅく)の余白部分に直径5〜10ミリの範囲、心宿(しんしゅく)と房宿(ぼうしゅく)の間の漆喰(しっくい)割れ目部分に長さ5ミリの範囲で、それぞれごく小さい黒い粒状のカビらしきものが発生。また、南壁に描かれた四神・朱雀の尾羽の付け根付近では、極めてわずかで薄い楕円状の白いカビらしきものが見つかったのをはじめ、計6カ所に黒、または白のカビらしきものが確認された。 (2006.06.13 奈良新聞)