文化庁は5月29日、明日香村阿部山のキトラ古墳(7世紀末〜8世紀初)で、石室床面の盗掘口付近に、白と緑の綿状のカビらしきものが見つかったと、発表した。 同日、実施された週2回の定期点検で確認された。文化庁のよると、カビらしきのものは、南壁の盗掘口を中心に半径約1メートルの範囲に、最大で長さ1ミリ程度のものが5、6カ所点在。虫の死骸も確認され、死骸を養分に繁殖したらしい。カビらしきものは、過去に発生したものと同じと考えられる。同庁はイソプロピルアルコールを使って除去した。 次回の定期点検は6月2日に実施される予定。 (2006.05.30 奈良新聞)