檜隈寺跡を公園区域に-キトラ古墳周辺計画で委員会
有識者らで構成する国営飛鳥歴史公園キトラ古墳周辺地区基本計画検討委員会(委員長・平野侃三東京農業大学名誉教授)が2月28日、橿原市久米町の橿原ロイヤルホテルで開かれ、同地区に隣接する檜隈寺跡と周辺部を、新たに公園区域に加える変更案が了承された。国土交通省は3月下旬にも基本計画の変更を決定、平成28年度をめどに整備完了を目指す。
変更案は、渡来系氏族の氏寺とされる古代寺院、檜隈寺跡が国史跡に指定されたのを受け、同寺跡周辺部(2.2ヘクタール)を公園区域に編入。キトラ古墳を中心とした南側のエリアと同寺跡の北側エリアの二極構造で14.3ヘクタールの公園を整備し、環境保全や景観形成を図るとしている。
従来計画は、公園内を通る村道沿いの1.5ヘクタールに主要駐車場などを予定していたが、計画変更に伴い古墳と寺跡の各史跡近くに駐車場を設けるなど機能を分散させる。
このため村道沿いの駐車場整備などは計画から削除。村道沿いの田畑などの土地をめぐっては、営農意欲のある地権者らが用地買収に難色を示していた。地権者らは国交省の計画変更を前向きに受け止めているという。
(2006.03.01 奈良新聞)
|トップページ 詳報キトラ古墳メニューへ
|
|