壁画の劣化が進んでいる明日香村阿部山のキトラ古墳(7世紀末〜8世紀初め)で、文化庁は12日、東壁の十二支像の寅(とら)の絵の一部を分割してはぎ取った。 はぎ取ったのは、赤く彩色された着物の裾部分を含めた余白、14センチ四方。もともと漆喰(しっくい)が浮いていた箇所で、武器のような持ち物や裾を横切る亀裂に沿ってはぎ取った。 (2005.12.13 奈良新聞)