明日香村阿部山のキトラ古墳(7世紀末〜8世紀初め)で再開された壁画のはぎ取り作業で、文化庁は12月8日、現地覆い屋で保存していた四神像「玄武」などの壁画を、修復保存のため奈良市二条町二丁目の奈良文化財研究所へ移送した。 運ばれたのは、玄武をはじめ十二支像の亥(いのしし)や子(ねずみ)、丑(うし)の北壁の4つの壁画。はぎ取り作業を担当する修復技術者らが、脱酸素材を入れて密封した壁画を慎重にトラックに積み込んだ。壁画は今後、修復に向けて同研究所で保存される。 (2005.12.09 奈良新聞)