キトラも石室解体案-文化庁調査委が検討へ
明日香村にあるキトラ古墳(特別史跡、7世紀末〜8世紀初め)の壁画が劣化している問題で、文化庁の調査研究委員会が近く、石室の部分解体案の検討を始めることが11月9日、分かった。
同古墳では、四神図「朱雀(すざく)」や天文図などすべての壁画をはがして石室外で修復する作業が始まっているが、カビや細菌の繁殖で壁画の劣化が急速に進行。石室の全面解体が決まった高松塚古墳と同様、研究者から「一刻の猶予もならない。緊急手段もやむを得ない」との声が上がっている。
11月14日に奈良市内で開かれる会合で、委員を務める河上邦彦神戸山手大教授(考古学)が石室の一部解体を提案する予定。文化庁は「ほかの委員の意見も聞き、調査委での議論の推移を見守りたい」と話している
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(2005.11.10 奈良新聞)
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