小さな穴が無数に見つかるなど壁画の損傷が懸念されている明日香村阿部山のキトラ古墳(7世紀末〜8世紀初め)で、文化庁はきょう10月25日午後、壁画のはぎ取りに向けた準備作業を再開する。 今回はぎ取りが予定されているのは、北壁の「玄武」のほか、その下に描かれている亥(いのしし)、子(ねずみ)、丑(うし)、東壁の寅(とら)の各十二支像。これら5つの壁画の漆喰(しっくい)の状況を見て、はぎ取る順番を決める。作業は年内に終えたいとしている。 (2005.10.25 奈良新聞)