大会プレイバック
開会式
●「練習の成果発揮を」
開会式では、今回から大会運営のかなめを担う源邦夫・大会実行委員長が「古都奈良の自然の中で練習の成果を発揮し、完走してほしい」と開会宣言。大会会長の甘利治夫・奈良新聞社代表取締役は「今年は日本初のマラソン大会が開かれてから100年の節目の年。足元に気を付け頑張ってください」とあいさつした。
また、大会名誉会長の荒井正吾知事は「平城遷都1300年祭の来年は、この大会と合同でフルマラソンを開催します」とPR。大会顧問の奈良市の仲川げん市長と柿の葉すし本舗たなかの田中郁子・代表取締役社長は、それぞれ「ランナーの視点で新たな奈良を発見してください」「紅葉の中を最高のコンディションで走ってください」と激励した。
このあと、遷都祭のマスコットキャラクターせんとくんと、平城遷都1300年記念事業協会のスタッフ2人が選手宣誓。競技の諸注意がされた。
このほか、大会実行委員会から奈良の鹿愛護会の大川靖則会長に助成金が手渡された。
選手宣誓
●来年には奈良マラソン
「大好きな奈良を全国にアピールするため、せんとくんの応援を受けて元気に走ることを誓います―」。来月に迫った「平城遷都1300年祭」をアピールしようと、大仏マラソンの開会式では平城遷都1300年記念事業協会の山中一泰さん(44)と前田奈保さん(28)が力強く選手宣誓。せんとくんダンサーズも駆けつけ、雰囲気を盛り上げた。
遷都1300年祭は年開けに開幕、県内4会場でカウントダウンも予定されている。
宣誓の大役を終えた前田さんは「せんとくんに元気をもらったおかげで、緊張せずに言えました」。山中さんは「社寺では秘仏・秘宝の開帳も始まり、県内全域で盛り上がっています。来年12月の奈良マラソンにも大勢参加してほしい」と話した。
一緒に宣誓したせんとくんのゼッケンは「1300」。3人で遷都の年の「710」と「2010」がそろった。
準備体操
●音楽に乗ってポカポカ
ランナーの体を温めるエアロビクスは今年も「イスト」フィットネスクラブ(奈良市三碓5丁目、河田光一代表)のトレーナーで作る「TEAM5009」(瀬川武史代表)が担当。子どもから熟年まで多くのランナーが音楽に乗り、シンプルで楽しい動きを楽しんだ。リーダーを務めた宮脇有紀さん(34)は「みなさん、とても元気で、本当に楽しかった」と笑顔。
開会式後の準備体操などを担当した瀬川代表(35)は「楽しんで走ることを大切に、来年のフルマラソンにもぜひ挑戦してほしい」と参加者にエールを送った。
抽選会
●当たって驚く豪華商品
大会の締めくくりは恒例のお楽しみ抽選会。柿の葉すし本舗たなか提供の液晶テレビ、特別協賛の日本航空提供の北海道ペア航空券など豪華商品に加え、平城遷都1300記念事業協会のオリジナルカレンダー(非売品)をせんとくんが当選者に手渡すなど盛り上がった。
見事、液晶テレビを射止めたのは5キロコース初出場の京都府精華町川上繁さん(46)。妻直子さん(39)もジョギングコースに初出場した。川上さんは「ちょうど欲しいな、と思っていたところに当たって、ビックリした」と喜びを語った。
臨時救護所
●けが人にこまめに対応
会場には日赤県支部が臨時救護所を開設、沿道にも無線スタッフを配置して万一に備えた。
例年、転倒による切り傷や肉離れが利用の上位。「ばんそうこう下さい」などの声にもこまめに対応している。奥田勝彦・事業係長(47)は「自分なりの体調管理が大切で、滑りやすい濡れた芝生にも要求意」と話す。奈良市立病院の「モバイルAED隊」も10人が待機した。
柿の葉ずし
●特製の詰め合わせ進呈
今年も「柿の葉すし本舗たなか」(本社五條市、田中郁子代表取締役社長)がランナー全員に大会特製の柿の葉ずしを提供した。
静岡県焼津産のサバと、すしに適した銘柄米「日本晴れ」の組み合わせが絶妙な柿の葉ずしに、奈良漬の入ったものなど創作ずしをプラスした特製詰め合わせ。
ジョギングの部に初参加した天理よろづ相談所病院の看護師藤原和平さん(21)は「創作ずしは初めて食べた。めずらしくておいしかった」と完食。
お茶提供
●冷えた体にほっと一杯
ドリンクコーナーでは大和茶販売(奈良市)から温かいほうじ茶が振る舞われ、多くの参加者がスタート前の冷えた体を温めたりゴール後ののどをうるおした。
職場の同僚でともに初出場の奈良市の原井大輔さん(23)と生駒市の吉沢崇さん(27)は、スタート前の一杯に「落ち着くなあ」「こたつに入った感じ」とにっこり。「きょうは風が冷たいのでありがたい。体が温まってこれで動けそう」「緊張が解け、完走目指してがんばる元気をもらいました」と話していた。













