歴史文化
夏越大祭の準備OK 吉野神宮に「茅の輪」設置
後醍醐天皇をまつる奈良県吉野町吉野山の吉野神宮(東輝明宮司)で29日、夏越の祓(はら)いの「茅(ち)の輪」が設置された。31日午後8時まで。
カヤは地域住民の協力で青々と育ったものを朝から刈り取り。竹などでこしらえた軸に巻き付け、直径約2・6メートルの円状にした。同神社の役員・世話人18人が約3時間かけて完成させた。
夏越大祭は31日夕に神職と役員・世話人のみで行い、すべての人々が健康で幸せに過ごせる世の中を願うことにしている。