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英語であいさつ、楽しく学習 なかよし保育園で保護者参観

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クエンティンさん(左)と一緒に英語の歌に合わせて体を動かす5歳児=24日、五條市岡町のなかよし保育園

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 西大和学園グループの社会福祉法人愛誠会が運営する奈良県五條市岡町の「なかよし保育園」(西浦将芳園長、122人)で24日、外国人講師による英語の授業「なかよしABC」の保護者参観があった。

 

 英語を母国語とするネイティブの発音に乳幼児期から親しませようと、同園は今年4月、専属講師を採用。民間英会話教室の講師を招いていた前年度までより英語体験を充実し、毎日20~40分の英語保育などが実現した。

 

 講師は、来日4年目で前任は静岡県内のインターナショナルスクールで英語を教えていた米国NY州出身のエアハート・クエンティンさん(26)。5歳児のクラスでは、天気や動物などを描いたカードを使いながらクエンティンさんが単語や英語文を話すと、子どもたちが真似て繰り返し、質問にも英語で答えた。

 

 この日はカードで学んだ英語が登場する歌に合わせたダンスや大好きな絵本の読み聞かせなど約30分間のプログラムを展開。英語の合図を理解して動いたりあいさつができたり、英語が生活の一部に入り込んでいる様子がうかがえる。

 

 午後の保育時間にクエンティンさんと遊ぶ日もあり、日常的なふれあいを通して異文化交流の楽しさも伝えている。保護者の竹村愛さん(42)は「家の中で英語が飛び出すこともあります。楽しそうなので喜んでいます」と話し、長女の日花(ひな)ちゃん(6)は「クエンティン先生も英語も大好きです」とうなずいた。

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