下北山村と奈良クラブは20日、連携協力の包括協定を結んだ。スポーツを通じて下北山村の活性化を図るのが狙い。記者会見で奈良クラブの浜田満社長は「サッカー教室の開催、特産品の紹介などのお手伝いをしたい」とあいさつ。下北山村の田川伸副村長は「下北山スポーツ公園で小中学生のスポーツ合宿誘致に力を入れている。また、観光資源のPRにもつなげていきたい」と話した。

　ことし2月に奈良クラブが同村スポーツ公園で合宿を行い同村との交流が深まり、今回の協定締結となった。合宿中にサッカー教室を開催し、地元小学生や保護者の間でサッカー熱が生まれている。