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農のある風景

農家民宿(山添村) ■32■

作り味わう野菜の魅力

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 「苦味や甘味、酸味など野菜の本当の味を知ってもらいたい」と話すのは、山添村広代の農村体験民宿「里舎(みちのりのやど)」代表の大久保利洋さん(59)。昨年、県初の農林漁業体験民宿の一つとして県文化観光局ならの魅力創造課が認証した宿。

 農家民宿は、無農薬・有機野菜や産みたて卵、自家製こんにゃくなどの食や、農作業体験などを通じ田舎暮らしの魅力を体験できる宿。県内には山添村と宇陀市室生区、十津川村に合わせて5軒の宿と農山村交流体験協議会がある。

 里舎は、大久保さんの「私のつくった野菜を食べさせてあげたい」との思いで昨年7月15日にオープン。1日1組だけ受け入れ、11カ月間に約70組が宿泊した。苗の植え付けなど畑作業や茶摘みなどを行う農業体験、野菜の収穫や石うすの粉ひき、五右衛門風呂体験などができる農家体験がある。

 一番の特徴は野菜料理。安心・安全・新鮮な有機栽培で育てた濃厚な味の野菜が魅力。さらに野菜の味を引き出すために調味料を減らし、野菜本来の甘みやうまみが口に広がる。特別な種類ではないが、味はどれも昔懐かしい濃厚な味わい。農家民宿は農業の新しい形といえるだろう。


【写真】本紙: 藤井 博信(日本写真家協会会員)

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