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万葉車窓

大和二見―隅田(JR和歌山線)

視界一変、国境の真土山

国境の真土山

 奈良時代には大和の国から紀の国(和歌山県)へ入るには吉野川沿いに真土(まつち)山を越えて行くのが一般的だった。

  数度の行幸もこのルートで行われている。現代では、鉄道を使って和歌山へ行くには大阪・天王寺経由で特急などに乗るのが一般的だ。

 特急も「オーシャンアロー」をはじめ「スーパーくろしお」や「くろしお」など本数も多い。

 奈良と和歌山を結ぶJR和歌山線。五条市の大和二見(ふたみ)駅から和歌山県橋本市の隅田(すだ)駅にかけて小さな山越えをする。

 この山が真土山で、大和と紀伊の国境の山だ。和歌山線は山に対して蛇行しながら県境を越えるが、この辺りはJR線、国道24号、吉野川(紀ノ川)などが山を避けるように集中している。山に囲まれた五条市側から隣の橋本市に入ると急に視界が開け和歌山の海と太陽を想像させる。

『 あさもよし 紀人ともしも真土山 行き来(く)と見らむ 紀人ともしも 』


写真・文 本紙・藤井博信 (日本写真家協会会員)


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