同書は、奈良の寺院・神社の宗教文化との深い関係のなかで育ってきた製墨や製筆を始め、刃物、奈良晒(さらし)、奈良酒、奈良漬、製菓、陶器、建築、漢方薬、宿屋などの業種で明治45年以前に奈良で創業し、現在まで続いている企業を中心に、著者の専門分野の企業経営史の観点で聞き取り取材、執筆したものです。
「味も風味も少し良くして、はじめてお客様は前と同じと感じるものだ」という経営者の信念など、それぞれの企業の伝統と現在、未来を一般の読者が生き生きと感じ取れる内容になっています。
古都奈良の文化と産業を、各企業の経営者によるオーラル・ヒストリー(口述内容を資料とする歴史研究)と文書研究により、「なぜ現在まで続き、発展してきたのか」を著者の専門としている「企業経営史」の方法を踏まえて詳しく解説。
著者は、元奈良県立大学学長の三島康雄氏。
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著者: 三島 康雄
・A5判
・304ページ
・定価 1,575円(本体1,500円+税) |