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『如来の心聲』

如来の心聲

 21世紀を見据えた浄土宗僧侶のエッセー集である本書は、奈良新聞に平成15年3月から同16年5月まで、「独りごちて」と「母―祈り」のタイトルで連載された2つのエッセーを単行本化したものです。著者は、香芝市にある浄土宗正福寺の住職、別府空由師。

 混迷の様相を深める現代社会にあって、宗教は人類の安全装置だとする著者が、自らの深い宗教体験に基づき、未来を開く宇宙の「真理」に迫ります。著者は問い掛けます。「人類が科学文明によって滅亡するという危機が叫ばれる今こそ、人間そのものが信仰の何たるかに目覚めるべき時ではないだろうか」

 現代社会に危機感を募らせている多くの方々に、熟読していただくようお勧めしたい一冊です。

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著者: 別府 空由

・A5判
・228ページ
・定価 1,890円(本体1,800円+税)

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