奈良新聞社は五條市在住の郷土史家・櫻井敏行(さくらい・としゆき)氏による歴史研究書「南朝の柱石(ちゅうせき) 北畠親房公との出会い」を発行、全国の主要書店で発売します。
同書は「神皇正統記」を著した南朝の重臣・北畠親房の墓地候補について最新の考察をまとめた好著。
親房は五條市西吉野町賀名生(あのう)で亡くなったとされるものの、死去の年月、場所には諸説あり、前編では、著者が地元の人々との不思議なつながりをもとにたどりついた「正平16(1361)年の五輪塔」の謎について考察。
後編は、後醍醐天皇や後村上天皇から綸旨(りんじ)をたまわったという記録が残る南朝の忠臣・櫻井家の先祖について、「櫻井寺畧縁起」「矢田地蔵縁起絵」や奈良・長谷寺に残る古文書をもとに、その軌跡・系譜をたどります。
南朝秘史にまつわる新たな研究材料として一石を投じるものとなりそうです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
郷土史家:櫻井 敏行(さくらい としゆき) 著
・B6判
・本文148ページ、並製本
・定価:1,365円(本体1,300円+税) |