奈良新聞社は元兵庫県香港事務所長の中嶋邦弘氏による歴史小説『遣唐大使~平城の華、長安の夢~』発行、全国の書店で発売します。
神戸市出身の著者が、同香港事務所長(1988年から91年)時代の中国大陸での貴重な体験を踏まえて遣唐使の時代を舞台にした小説を書き上げました。「平城遷都1300年祭」の平城宮跡会場で「遣唐使船の復原展示」がされるなど、古代浪漫への関心が高まっている折でもあり、実にタイムリーな出版物といえます。
光仁天皇の御世、山部親王(後の桓武)の密命をおびて、身代わりの皇族大使として渡唐した藤原葛野麻呂(かどのまろ)は、唐・代宗皇帝の愛姫の婿選び争いに勝ち、婚約して帰国しますが、その途上で船の難破に乗じて行方不明となり、歴史の闇に消えます。やがて27年の歳月が流れ、桓武天皇の御世、正式に延暦の遣唐大使となった葛野麻呂は再入唐しますが…。
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元兵庫県香港事務所長
中嶋 邦弘 著
・四六判
・本文346ページ、上製本
・定価1,890円(本体1,800円+税5%) |