奈良新聞社は、今春まで奈良県教育長であった矢和多忠一(やわた・ただかず)氏=今年4月からは東大寺学園中・高校長=編著による『奈良の人権教育』を発行、全国の主要書店で発売しています。
編著者の矢和多氏は奈良市在住。奈良県教育長在任の6年間を中心に、県教委が推し進めた「人権教育推進プラン」8年の取り組みを、県教委関係者らの執筆協力を得て集大成したものです。
「水平社発祥」の地・奈良での同和・人権教育の歴史を振り返りながら、「部落史の見直し」(第3章)をはじめとした、この間の活動をまとめたもので、「人権教育の新たな地平をめざして」と帯文にあるように、今後の人権教育のあり方や方向性の一つを示したものといえます。
各学校や地域でのさまざまな取り組みも紹介され、県内をはじめ全国の教育関係者、教員志願者らにとって貴重な「実践報告」となっており、今後の授業や指導などで大いに参考にしていただける内容となっています。
なお、題字および裏表紙の揮毫(ごう)は東大寺別当・華厳宗管長の上野道善師によるものです。
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矢和多 忠一・前奈良県教育長(現東大寺学園中・高校長) 編著
・B6判
・本文238ページ、並製本
・1,050円(本体1,000円+税5%) |