奈良新聞社は、奈良を訪れた松尾芭蕉の足取りを研究した『大和路の芭蕉遺蹟』を発行、書店で発売しています。
三百数十年前、芭蕉は五回奈良に来ています。本書では、その足取りを隈なく調査し、先人達が述べている芭蕉の足取りや句の解釈に疑問を投げかけています。東大寺二月堂のお水取りを詠んだ「水取りやこもりの僧の沓の音」の「こもりの僧」は、「氷の僧」だと著者は言います。
著者は、増田晴天楼氏(1904~1961)で、大和高田市に住み「大和芭蕉遺蹟研究会」を主宰、大和路の芭蕉遺蹟を実地に調査しました。著者の三女、橋本美恵子氏が所蔵していた研究資料を著者と同郷の坂口正一氏が二年がかりで整理、芭蕉研究で知られる広島大学名誉教授の檀上正孝氏とともに編集を担当しました。
大和路の芭蕉を知る上での貴重な資料、芭蕉遺蹟散策のガイドとして皆様にお勧めしたい一冊です。
☆日本経済新聞(2月3日付夕刊)他、
多くの地方紙で紹介されました。
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著者: 増田 晴天楼
・B6判
・380ページ
・定価 2,100円(本体2,000円+税) |