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国原譜


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2018年2月8日 奈良新聞

 市町村が声を上げ、都道府県教委を通じて申請し、文化庁が認定する「日本遺産」。県内からの平成30年度認定分への申請が見送られた。

 歴史と伝統を誇る「奈良の薬」をテーマに、28年度は11市町村、29年度は16市町村が連携して挑戦したが、願いはかなわなかった。“三度目の正直”に期待していたので残念だ。

 日本遺産は、地域の歴史的魅力や特色を通じてわが国の文化・伝統を語るストーリーを評価するものだ。豊かな県の文化資産を生かすため、認定申請は続けてほしい。

 県関係でこれまでに認定されたもののテーマは、飛鳥時代の女性の活躍、造林発祥の地である吉野、わが国最古の国道とされる竹内街道・横大路(大道)の三つ。

 3件が日本遺産に認定された要因は何か。よく分析すれば今後へのヒントが浮かび上がってくるかもしれない。県にばかり頼らず、市町村からも知恵を出したい。

 奈良の薬に関連しては、本欄で「百薬の長」とされる酒に触れたことがある。奈良の薬と「大和の地酒」を結び付けられないか。そんな夢想をしながら、次の認定実現を待ち望んでいる。(北)

 

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