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国原譜


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2018年1月31日 奈良新聞

 もう40年ほど昔、1970年代を象徴する言葉として「情況の浮力」というのがあった。一部で通用していただけかもしれないが、印象に残っている。

 世界が構成的に拡大し、多重で多義的な構造へ転化。根源で何が起きているのか捉えにくく正体不明の圧迫感に襲われる、といった状態の指摘だったろうか。

 当時、どうにも地に足が着いていないような、この「浮力」を実感した気がした。そして現在に至るまで、世界はやはり捉えどころがないように感じ続けている。

 最近話題となっている「仮想通貨」なども、当方にとっては捉えどころのなさの最たるものだ。各種報道をみても、こちらの理解の仕方が悪いのだろうが、よく分からない。

 「意味」や「価値」をたどろうとするが、しっかりつかんだと感じられない。あまりにも高層の世界であるために、空気の薄さに耐えられる人にしか分からないのだろうか。

 これが世界の最先端の情況(状況)の一角か。新たな段階の意味や価値を示しているのか。今は局地的で密室的に見える仮想通貨がどこへ行き着くか、見届けたい気がする。(北)

 

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