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国原譜


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2017年12月10日 奈良新聞

 小兵ながら存在感があった。発する言葉の一言ひとことに重みがあったし、やさしく心に響いた。元近鉄社長の山口昌紀さんが亡くなった。

 突然の訃報に在りし日の姿を思う。赤字の続いた近鉄の立て直しに、剛腕を振るったというイメージが強い。あやめ池遊園地の閉鎖や、プロ野球・近鉄球団のオリックスへの売却。

 一方で、生駒から学研登美ケ丘を結ぶけいはんな線の運行と大阪地下鉄との相互運転、さらには阪神電車と組んで奈良と神戸三宮が結ばれたことは記憶に新しい。

 そして高さ300メートルの日本一高いビル「あべのハルカス」の建設は、山口さんの主導で実現したものだ。関西経済連合会の副会長としても尽力した。

 仕事ではこわい存在だったのだろうが、笑顔の印象の方が強い。そして話す言葉に無駄がなかった。お世辞などは嫌ったのか、簡潔でストレートな物言いだった。

 奈良をこよなく愛し、一線から離れても、春日大社などの責任役員となって、伝統文化の継承にも努めてきた。還暦で神職の資格を得ている。その生涯は「人さまに感謝」だった。合掌。(治)

 

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