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国原譜


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2017年12月4日 奈良新聞

 1本のメールが横綱引退の導火線となった。日馬富士の暴行事件は、被害者の貴ノ岩が白鵬の説教中にスマートフォンをいじったのがきっかけという。日本相撲協会によれば、メールの送り主は彼女だった。

 彼女にすれば、いつもの何気ないメールだったろう。酒席ではあったが、届いたメールに反応したことが、日馬富士の怒りを買った。

 開いたのが帰宅後だったら、と思っても始まらない。目の前に彼女から届いた便りがあれば、読みたいと思うのが人情。スマホを介して24時間誰かとつながる社会の恐ろしさでもある。

 戦中の悲恋を描いた今井正監督の映画「また逢う日まで」(昭和25年)。ガラス越しのキスシーンが有名だが、出征前の最後の逢瀬、男は不幸事で約束の場所に行けない。駅で待つ彼女は突然の爆撃で命を散らす。

 スマホがあれば「行けなくなった」とメール1本打てばよい。今の時代には成立しない映画の一つと言える。

 普及率が携帯電話の約8割といわれるスマホには、利便性とトラブルの種が共存している。どちらが顔を出すかは、使用者の心掛け次第だろう。(増)

 

 

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