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国原譜


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2017年11月29日 奈良新聞

 スマホやタブレット端末、パソコンの普及で、新聞を読まない人(家庭)が増えた。電車内での乗客の様子を見れば一目瞭然、新聞を読んでいる人は今では珍しくなった。

 そんな社会情勢の中で、学校の授業で新聞を活用する活動は「NIE(エヌ・アイ・イー=教育に新聞を)」と呼ばれている。県内でも、地味ながら活動が続けられている。

 そんな取り組みを学問的に研究しているのが日本NIE学会。25・26日、京都府宇治市で「地域連携とNIEの可能性」をテーマに研究者や教育関係者が意見を交わした。

 この中で日本新聞博物館(横浜市)館長、尾高泉さんは「今のデジタル社会にあふれる情報は、自分の耳に心地よいものばかり。異なる意見に耳を傾けて理解しようとするときに、深い学びが生まれる」と語った。

 インターネットは便利だが、確かに自分の興味のある分野にまず目が行きがちだ。お堅い政治や経済の話や、興味の薄い情報は避けるきらいがある。

 大事なことはバランス感覚。排除ではなく、相互に理解し合う心を養うのもNIEの果たす役割のような気がする。(恵)

 

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