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高市、支持固め着々 - 松本、霜鳥、浸透へ懸命/17衆院選 終盤の情勢-2区-

2017年10月19日 奈良新聞

▽2区(奈良市=旧都祁村のみ=、大和郡山市、天理市、香芝市、山辺郡、生駒郡、磯城郡、北葛城郡)

 自民党前職の高市早苗(56)は、これまで地盤としてきた市町村に加え、旧3区から2区に編入された8市町でも着実に票を上積みしており、優位に戦いを展開。希望の党新人の松本昌之(34)は出馬表明の出遅れが響き、厳しい戦いを強いられている。共産党新人の霜鳥純一(56)は安倍政権への対決姿勢を明確にし、幅広い層の支持獲得を狙う。(文中敬称略)

 高市陣営は、後援会組織と新たに加わった地域の首長らがフル回転。新地域で開く個人演説会も連日満員の盛況で、17日に開かれた香芝市の演説会では約400人が集まった。参加者の反応も良いと言い、着々と支持を固めている。

 街宣では1日30回程度、マンションや新興住宅地などでスポット演説をし、無党派層にも支持を広げている。

 陣営は「運動量で(対立陣営に)絶対的な差をつけることができているのではないか。このまま走り切りたい」と力強く語る。

 松本陣営は、出馬表明の出遅れを挽回するため、精力的な街宣活動で顔と名前を売り込む。党への支持が伸び悩み、期待された“追い風”が吹かない中、同候補の応援を決めた民進党第2区総支部幹事会の地方議員らが全面的に支援し、票固めを進めている。

 また無党派層を取り込むため、出身地の広陵町を中心に新興住宅地を狙って街宣を行い、票の上積みを図っている。陣営は「マンパワーは不足しているが、陣営の結束は固い。本人の露出を増やして名前と政策を浸透させてきたい」と力を込める。

 霜鳥陣営は、同党県議など地方議員と二人三脚で街宣活動を重ねる。民主商工会職員としての経験を生かし、自営業者などに寄り添った政策を中心に訴え、候補者自身、手ごたえを感じているという。

 「党支持層は、ほぼ固まった」(陣営)と言い、無党派層への浸透でさらなる上積みを図る。陣営は「安倍政権の継続を疑問視する声も多い。共産党への期待、関心も高まっている。これを票につなげるため、一人でも多くの有権者に訴えを届けていきたい」と話した。

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