特集奈良の鹿ニュース

国原譜

今年も残り1カ月。本社では年明けの紙面…

 今年も残り1カ月。本社では年明けの紙面制作が始まっている。多くの皆さん同様、気ぜわしさはこれからがピークになる。

 記者の原稿を確認する職種柄ふだんから少々イライラ気味で、不機嫌な様子で過ごしている。自覚はあれど、なかなか改められない。

 より短気になりがちな時期を見越してだろうか。経済誌「PRESIDENT」(プレジデント社)最新号の特集は「怒らない生き方」。

 怒りっぽい人は出世しないはともかく、お金を遠ざけ、寿命を縮めるとの指摘には気持ちがさざめく。イライラ、怒りの原因や事例には当てはまる部分も多く、対応次第で解消できると、さらに自戒の念を強くした。

 気がせく時期は職場だけでなく、他の場所、場面でも怒り、不満が沸き上がりやすい。車の運転中だったり、子供に対してであったり。

 子供をしかりつけたくなったら数秒待て、との心得を聞いたことがある。自分の感情と客観的に向き合うには、このくらいの時間でもいいのだろう。感情をコントロールして繁忙期を乗り切れれば、より明るい新年が待っている気がする。(智)

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