国原譜
注目された米大統領選挙は、過激な発言で…
注目された米大統領選挙は、過激な発言で話題を呼んだトランプ氏が当選したことで、世界に衝撃が走っている。しばらく様子を見るしかない。
世界のリーダーともいえる米国がどこへ行こうとしているのか、そこが不透明なだけに、期待より不安感がある。過激発言が選挙用なのか、実行するのかということだ。
わが国でも「郵政民営化」や「政権交代」などの言葉がウネリとなり、選挙結果を大きく左右させたことがある。そんな勢いというものが、米国にもあったのだろうか。
事前の世論調査では、敗れたクリントン氏が優位との見方だった。ところがそんな調査を引っ繰り返した大逆転で、トランプ氏が勝利した。
英国のEU離脱の国民投票といい、今度の選挙結果が、新しい世界の潮流なのかをよく見ていきたい。年末年始にも解散総選挙が観測されているだけに、日本の行方にも影響がありそうだ。
いずれにしても、地道にこつこつやるしかあるまい。その時々のムードに流され、誤った道を70年以上前に歩んだことを忘れない。米国の民主主義が健全であることを祈る。(治)
世界のリーダーともいえる米国がどこへ行こうとしているのか、そこが不透明なだけに、期待より不安感がある。過激発言が選挙用なのか、実行するのかということだ。
わが国でも「郵政民営化」や「政権交代」などの言葉がウネリとなり、選挙結果を大きく左右させたことがある。そんな勢いというものが、米国にもあったのだろうか。
事前の世論調査では、敗れたクリントン氏が優位との見方だった。ところがそんな調査を引っ繰り返した大逆転で、トランプ氏が勝利した。
英国のEU離脱の国民投票といい、今度の選挙結果が、新しい世界の潮流なのかをよく見ていきたい。年末年始にも解散総選挙が観測されているだけに、日本の行方にも影響がありそうだ。
いずれにしても、地道にこつこつやるしかあるまい。その時々のムードに流され、誤った道を70年以上前に歩んだことを忘れない。米国の民主主義が健全であることを祈る。(治)