国原譜
3月26日に知事と県議会議員の選挙でス…
3月26日に知事と県議会議員の選挙でスタートした統一地方選が終わった。政党の明暗で言えば、やはり維新の党の躍進と民主党の後退が目立った。
維新の党は、まだ内実が分かりにくいところも多く、まずは多くの期待にどう応えるかをじっくり見守りたい。民主党は予想以上に大変だ。どう立て直すか。
この2党にばかり目を奪われずに注視したいのは、政権政党の自民党。生駒市長選の総括もだが、2分している県議団の「一本化」という懸案事項をどうするのか。
奥野信亮・党県連会長(県3区衆院議員)の調整が見ものだが、水面下では「奥野氏の調整に期待しても無駄」という声さえ聞こえる。汗をかく気があるのかないのか。
自民党は政権再交代を果たし、昨年末の衆院選でも大勝したが、県内基盤が磐石という訳でもない。不協和音は多く、それが同党の特色でもあろうが、これからが正念場だろう。
奥野氏が「使命」とまで公言してきた党県議団の会派一本化が実現できなければ、その責任をどう負うか。「ここ一番」で結束する自民党の底力を天下に見せられるかどうかだ。(北)
維新の党は、まだ内実が分かりにくいところも多く、まずは多くの期待にどう応えるかをじっくり見守りたい。民主党は予想以上に大変だ。どう立て直すか。
この2党にばかり目を奪われずに注視したいのは、政権政党の自民党。生駒市長選の総括もだが、2分している県議団の「一本化」という懸案事項をどうするのか。
奥野信亮・党県連会長(県3区衆院議員)の調整が見ものだが、水面下では「奥野氏の調整に期待しても無駄」という声さえ聞こえる。汗をかく気があるのかないのか。
自民党は政権再交代を果たし、昨年末の衆院選でも大勝したが、県内基盤が磐石という訳でもない。不協和音は多く、それが同党の特色でもあろうが、これからが正念場だろう。
奥野氏が「使命」とまで公言してきた党県議団の会派一本化が実現できなければ、その責任をどう負うか。「ここ一番」で結束する自民党の底力を天下に見せられるかどうかだ。(北)