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国原譜

今月12日から長崎県で開催されていた第69回国民体育…

 今月12日から長崎県で開催されていた第69回国民体育大会がきのう閉幕。県勢は冬季も合わせた男女総合成績で35位、女子24位で日程を終えた。

 総合優勝を果たしたのは長崎県。開催地の天皇杯獲得は12年連続。ただ女子の成績は東京都がわずかに上回り、地元勢によるアベックVを逃した。

 一方、県勢はボクシングやライフル射撃で優勝が出たほか、団体で争ったホッケーやソフトテニス、柔道でも上位入賞する活躍。馬術は競技別の総合成績で東京都に次いで2位に食い込んだ。

 こうした各競技の健闘があって、男女総合成績は前年より順位が2ランク上昇。女子については43位から一気に20位近くも躍進する結果となった。

 もちろん30年前に開かれた「わかくさ国体」の成績とは比べようもないがあの大会を機に育った得意競技が今も県スポーツ界を引っ張っている。受け継がれる力の強さ、大切さを改めて知る。

 今回の成績は良かったが、天皇杯順位だけで言えばまだ伸び代は大きいはず。県人口は今年の開催地・長崎県に次ぐ全国30位。まずはその上、20位台を目標に頑張れ県勢。(松)

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