政権運営、「カネ」焦点【民主代表選告示】 - 菅、小沢氏立候補
2010年9月2日 奈良新聞
首相の座を争う民主党代表選は1日午前、党本部で立候補を受け付け、再選を目指す菅直人首相(63)と小沢一郎前幹事長(68)の2人が届け出た。今回は412人の所属国会議員だけでなく、地方議員や党員・サポーターも加わる平成14年以来の本格的な代表選。党内最大のグループを率いる小沢氏の出馬で、党はほぼ二分。党県連(代表、滝実衆院議員)所属の国会議員も、顧問の前田武志参院議員(比例代表)が小沢氏の推薦人となる一方、同副代表の前川清成参院議員(県選挙区)は菅首相を支持するグループの合同選対の事務局次長に就任するなど、14日の投開票に向け、地方組織も巻き込んだ厳しい戦いに突入した。
消費税率引き上げ問題をはじめとする首相の政権運営への評価だけでなく、小沢氏が抱える「政治とカネ」問題、財源不足が明らかな衆院選マニフェスト(政権公約)の修正問題などが主な争点になる。国会議員票では小沢氏が優勢とみられているが、過半数は制しておらず、情勢はまだ不透明。
前川氏も「(菅首相の)情勢は厳しいが、頑張る」と話し、地方票の伸びにも期待を示す。地方議員らも菅、小沢両氏に支持は分かれるが、「小沢氏が勝てば、国民との距離の中で党は崩壊する」と公言する山下力県議団長が「あくまで個人としてだが、県議らに対して菅氏支持を訴えたい」と話すなど、激しい票の争奪戦が予想される…
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