2010年9月1日 奈良新聞
きょう告示の民主党代表選挙を直前にして昨日、出馬予定の菅直人首相と小沢一郎前幹事長が話し合った。結局、小沢氏も出馬することになった。
代表選では2人の全面対決が回避されるかが政局の話題となり奇妙なことだと思っていた。仲介役の鳩山由紀夫前首相は引退を口にした人。何を思ったか水戸黄門ばりに「挙党態勢」という名の“印籠(いんろう)”を振り、小沢氏と菅首相の間を精力的に飛び回った。
効き目はなかった。両氏の会談でも「挙党態勢」の中身はあまり話し合われなかったようだ。「挙党態勢」という言葉の疑問だけが残った。
選挙戦がはっきりしてよかった。公開の面前であまり語らない小沢氏が何を語るか。この点は興味がある。
一方、民主党県連は来春の県議選の1次公認候補を発表。特に山辺郡・奈良市選挙区には現職2人に新人3人を加え、定数11に対して5人の公認候補が挑む。乱立気味の候補者擁立は、有権者に振るい落としを任せる知恵が働いたのか。
中央も地方も民主党の独壇場に見える。野党が奮起しないと政治不信をさらに広げるばかりだ。(水)
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