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「立山」で祭り盛り上げて - 橿原八木地区「愛宕祭」

2010年8月23日 奈良新聞

愛宕祭に向けて立山を制作中の大学生ら=21日夕、橿原市北八木町

 橿原市八木地区で23日夕から始まる「愛宕(あたご)祭」を盛り上げようと、関西大学の学生らが今年初めて、立山(たてやま)の制作に挑戦し、「たくさんの子どもたちに足を止めてもらいたい」と話している。

 愛宕祭は23~25日の3日間に、地区内に約40カ所あるほこらがまつられ、旧街道「下ツ道」には夜店がずらり並ぶ。江戸時代中ごろから続く伝統的な祭りだ。

 夜店にまじって地元の人たちが神様へのお供え物として手作りする「立山」が登場。時事的なテーマを選んだり、動力を工夫して人形を動かしたりして行き交う人々を楽しませる。

 昭和30年代ごろまでは20数個の立山が並んだというが、作り手が減少し、今年は5個の予定。住民の要望に応えて、関西大学理工学研究科の修士2年西岡登さん(25)ら有志5人が急きょグループで立山を作ることになった。

 世界が熱狂した今年のスポーツ大会をテーマに、発泡スチロールや画用紙などを使って約2メートル四方の大きさで50分の1スケールのスタジアムを再現する。

 準備期間が1週間しかなく、直前は2日連続の徹夜態勢。「やってみると大変で、作り手が減少した理由も分かるが、みんなに感動してもらえるものを作り上げたい」と都市計画に取り組む京都市の会社経営、増田和起さん(25)。

 関西大学理工学研究科修士2年、西本亮平さん(24)は「本来は地域に住む人が盛り上げるのが一番。私たちの参加がきっかけになって、若い人もどんどん参加してくれるようになったらいいと思う」と話していた。

 愛宕祭に関する問い合わせは事務局、電話0744(23)6943。

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