2010年8月22日 奈良新聞
20日の夜、奈良市北部で久しぶりに夜空を焦がす花火を見た。平城遷都1300年祭の主会場である同市の平城宮跡でこの日に始まった「光と灯(あか)りのフェア」を記念したイベントだった。
約15分間200発の花火は、猛暑続きでお疲れ気味の人たちにひとときのやすらぎを与えてくれたことだろう。ライトアップされた第一次大極殿の前庭には無数の燈花会の灯火がたかれ、朱雀門周辺などでも現代の光アートが展開されているという。
花火を見ながら、ふと政権発足から1年近くになる民主党のことを思い浮かべた。
高速道路無料化、子ども手当、事業仕分けと、いろいろな政策が花火のように華々しく打ち上げられたが、現実の壁の前になかなか国民全体が満足するような成果が得られていないように思える。
「民主の風」に乗って初当選、就任から1年を迎えた仲川奈良市長についてはどうだろうか。詳しい検証については連載記事に譲るが、市民の期待に十分に応えているといえるのかどうか。
「助走の期間」は過ぎ去った。結果を出せるかどうか、視線は厳しくなりそうだ。(恵)
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