2010年8月20日 奈良新聞
8月も残すところ10日ほどとなってしまい、近づく新学期を前にした子どものような気持ちだ。要するに、何も片付いていないことへの焦りだ。
日々の暮らしに追われているからと言ってしまえばそれまでだが、どこか足場がしっかりしていないように感じる“状況の浮力”による落ち着かなさかもしれない。
参院選の敗北の意味が明確になっているのかどうかが見えない民主党は党代表選で忙しい。同様に参院選の勝利の意味が明確でないような自民党は次の一手が出てこない。
こういう状態の時にこそ、地方はしっかりしたい。とりわけ地方の政治家が目に見える働きをしてほしいと願う。だが、民主党県連も自民党県連も姿が見えにくい。
来春の統一地方選で大幅な議員増(特に県議)を狙うとした民主党県連については、どのようにして具体化するのか全く分からない。戦略があるようにも見えない。
自民党県連も同じ。県議会の会派が3分裂している状態を県民の前にさらしたままで、選挙戦を有利に戦えるか。両県連とも、このあと誰をトップに据えるかが、まずは注目される。(北)
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