武蔵国の市長クラス - 11階級特進大伴宮足
2010年7月22日 奈良新聞
![]() 大伴宮足の名前が見える木簡 |
奈良市佐紀町の平城宮跡東方官衙(かんが=役所)地区で、続日本紀に登場する人物名の木簡がまとまって見つかり、奈良文化財研究所が21日、発表した。穀物の献上で位階の特進を受けた大伴宮足が、武蔵国(東京都から神奈川県東部)の市長クラスだったことが明らかになった。 大伴宮足が登場するのは続日本紀の神亀元(724)年2月。現在の宮城県にあった陸奥国鎮所(多賀城)に「私穀」を献上した功績で貴族に準じる「外従五位下」に叙せられた。 それまでの位階は「外従八位上」。一気に11階級の特進だが、どのような人物か不明だった。 木簡には「豊嶋郡大領大伴直(あたい)宮足」と記されており、武蔵国豊嶋郡の大領(長官)だったことが明らかに… |
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