肉眼並み質感、鮮明に - 高精彩デジタル画像公開【高松塚壁画】
2010年6月24日 奈良新聞
![]() 最先端のスキャニング技術が質感までとらえた高松塚古墳壁画の玄武。左は赤外線、右は可視光の画像=23日、明日香村奥山の奈文研飛鳥資料館 |
文化庁と奈良文化財研究所は23日、国宝・高松塚古墳壁画を最先端のスキャニング技術でとらえたデジタル画像を報道関係者に公開した。最大の北壁(玄武=縦約1.13メートル、横約1.03メートル)で、約11億6000万画素にのぼる高精細なデータ量で、壁面の質感も肉眼並み。壁画の恒久的保存に活用される。 斜光の反射を読み取る新しい技術を採用しており、石材と壁画漆喰(しっくい)、顔料の質感の違いや漆喰の亀裂などの凹凸などが鮮明に現れた。 幅1ミリの亀裂も克明で、10倍に拡大しても詳細な観察が可能。レンズを通す撮影とは違って画像にひずみがないため、壁画漆喰の亀裂幅などの経年変化を記録し、比較研究で… |
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